【2022年4月3日(日)】
金春会定期能「鵜飼」にてシテを勤めます
2022年4月3日(日)に国立能楽堂で行われる金春会定期能にて、「鵜飼」のシテ(主役)を勤めさせていただきます。
「鵜飼」は、禁漁の罪を犯したために殺された漁師の悲劇と、その鵜飼の業の見事さ、そして法華経による救済を描いた作品です。
<あらすじ>
安房国清澄の僧(ワキ)が従僧(ワキツレ)を連れて、甲斐の国を訪れる。里の男(アイ)に宿を乞うが、断られてしまう。男は代わりに川辺の御堂を教え、一行はそこで一晩を過ごすことにするが、その夜、松明を持った鵜使いの老人(前シテ)が姿を見せる。
老人は、禁漁の石和川で鵜を使って漁をしたために、仲間たちに殺され、地獄に堕ちたと語る。そして、鵜を使った漁の様子を見せた後、闇路へ消える。
里の男に話を聞いた僧は、川の石に法華経の文句を書きつけて、老人を供養する。すると、そこに地獄の鬼(後シテ)が現われ、老人が生前におこなった僧への善行と経文の功徳によって成仏したと告げ、鵜使いが無事に成仏を遂げたこと、それを可能にした「法華経」の功徳のありがたさを称えて舞う。
※「鵜飼」は15時50分頃の開始となります
※国立能楽堂にご来場されるお客様におかれましては、下記ページをご確認いただきますようお願い申し上げます。
►新型コロナウイルス感染症対策とご来場されるお客様へのお願い
能面作家 岩崎久人さんの面
「鵜飼」では、いつも舞台でお世話になっている能面作家 岩崎久人(ひさと)さんが打たれた面をかけさせていただきます。
みなさま、お誘いあわせの上、ご来場ください!
公演日
2022年4月3日(日)12時半開演
(開場11時45分/終演予定17:05頃)
場所
国立能楽堂
JR中央・総武線 千駄ケ谷駅から徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A4出口から徒歩5分
副都心線 北参道駅 出口1から徒歩7分
入場料(全席自由)
一般券 6,000円
25歳以下優待券(脇正面)2,500円
番組
能「俊寛」山井綱雄(12:30頃より)
狂言「諜生種」野村萬
能「東北」本田光洋(14:00頃より)
-休憩20分-
能「鵜飼」政木哲司(15:50頃より)
◆この度の公演のチケットは政木まで直接お問い合わせください。
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→政木哲司 Facebook(メッセンジャーよりご連絡をお願いいたします)
→政木哲司メール masakitetsuji@gmail.com
皆様のご来場をお待ち申し上げます。