生徒さんの声

国立能楽堂の綺麗な舞台に立てたことが嬉しかったです

『船弁慶』で義経役を勤めました。家ではお母さんに自分の台詞の何行か前から弁慶や静御前の台詞を読んでもらって、自分の台詞のタイミングを覚えていました。太刀を振るのが初めてだったので楽しかったです。

ミオさん(小5・女性)

お稽古歴2020年9月から
出演春哲会『船弁慶(義経役)』(2020年)/第9回 こうのす能狂言公演『自然居士(子方)』(2021年)
―お能の稽古を始めたキッカケを教えてください
お母さんのすすめで。おもしろそうだし、やろうかなと思いました。普段はチアダンスのチームに所属し、ピアノも習っています。
―実際にお稽古してみていかがでしたか?
『船弁慶』の義経役は、台詞を言うタイミングを覚えるのが大変でした。
家ではお母さんに自分の台詞の何行か前から弁慶や静御前の台詞を読んでもらって、自分の台詞のタイミングを覚えていました。お母さんが謡いのイントネーションを真似してくれました。
動きは、基本的にはお稽古場で覚えました。
―舞台に立った感想を教えてください
あまり緊張せずに出来ました。
『船弁慶』の弁慶役では太刀を振るのが初めてだったので楽しかったです。台詞や動きがあって「やってる感」を感じました。『自然居士』の子方では、じっと動かずにいるのが大変でした。
装束は、着付けている時はきつかったけれど、着付けが終わったら少し緩むので大丈夫でした。でも、思っていたよりも重かったです。カツラも大変でした。
国立能楽堂の綺麗な舞台に立てたことが嬉しかったです。
―お能のお稽古はどんな方におススメですか?
能が面白いなと思う子や、何か人前でやってみたい子におススメです
―お稽古や舞台を見守ったお母さまのお気持ちは?
台詞のある舞台は滞りなく出来るか?とドキドキしながら見守っていました。(足を引っ張らないでね、という心配もありました)
プロに囲まれて演じる経験は自分もしたことがないので、そういった経験をしていることが素晴らしいと思うのと同時に、舞台に立っている娘を誇りに思いました。舞台に立つ機会をいただいたことに感謝しています。
YouTubeを見ながら帯の結び方もマスターしました!

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