第12期 能楽(三役)研修生募集のお知らせ

第12期 能楽(三役)研修生募集のお知らせ

能楽は室町時代に成立し、600年以上ものあいだ受け継がれてきた大切な芸能です。

能楽の世界では出自や家柄に関係なく、芸の技量によって出演の機会が与えられます。

能楽(三役)の後継者を養成するため、独立行政法人日本芸術文化振興会は、一般社団法人日本能楽会、公益社団法人能楽協会、能楽宗家会の協力のもとに、下記の要項により将来舞台で活躍する志をもつ研修生を募集します。

ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、国立能楽堂の研修制度についてお知らせいただけると幸いです。

募集流儀

能楽(三役)のうち以下の役方・流儀の研修生を募集します。
ワキ方=福王流
小鼓方=幸流
大鼓方=高安流
太鼓方=観世流
狂言方=和泉流(三宅狂言会)

研修目的

この研修は、能楽(三役)のうちワキ方・小鼓方・大鼓方・太鼓方・狂言方になるための基礎・専門教育を行うことを目的とします。

応募資格

中学校卒業(卒業見込みを含む)以上で、原則として年齢23歳以下の者。経験は問いません。

研修場所

国立能楽堂

募集期間

令和4年6月~令和5年2月(予定)

選考試験

令和5年3月(予定)

募集要項

募集要項はこちらをご確認ください

応募先・お問合せ先

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
国立能楽堂 企画制作課 養成係
電話:03-3423-1483(直通)(平日10時~18時)

よろしくお願いいたします。

 

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プロフィール

シテ方金春(こんぱる)流能楽師
政木 哲司(まさき てつじ)


シテ方金春(こんぱる)流能楽師
重要無形文化財総合指定保持者
公益社団法人 能楽協会東京支部会員
2018年より宮島観光大使 就任
2023年より北広島町観光大使就任

1973(昭和48)年 東京都出身。さいたま市在住。 故櫻間辰之及び山中一馬に師事。

2005(平成17)年、「熊坂」にて初シテ。以降2006(平成18)年「石橋」、2007(平成19)年「乱」2012(平成24年)年「道成寺」を披く(ひらく)。2011年より新春鴻巣能を企画・開催、主演(シテ)を努める。

2018年、宮島観光大使就任。
2019年、宮島 厳島神社にて夏汐能を開催し、「舟弁慶」を舞う。
2020年、重要無形文化財総合指定保持者の認定を受ける。

現在は都内の定期能などに出演するほか、都内、埼玉、広島、オンラインなどにおいてお稽古や講演活動など能の指導、普及に取り組む。


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