【2022年2月20日(日)】第62回 式能「恋重荷」

【2022年2月20日(日)】第62回 式能「恋重荷」

「式能」は、昭和20年の能楽協会設立後、昭和36年に能楽協会最初の公演として行われました。
以降毎年、翁附五番立(江戸時代の基本的番組編成)にて開催しており、本年で62回目を迎えます。
現在、シテ方五流が一同に会する翁附五番立の能楽公演としては、唯一の大変貴重な催しです。

公演日

2022年2月20日(日)
第一部 10:00【9:00開場】~13:40(予定)
第二部 14:40【開場は第一部の入れ替え、消毒作業が終わり次第の入場】~19:25(予定)
※完全入替制

場所

国立能楽堂
JR中央・総武線 千駄ケ谷駅から徒歩5分
大江戸線 国立競技場駅 A4出口から徒歩5分
副都心線 北参道駅 出口1から徒歩7分

入場料(全席指定)

【チケット発売開始日 令和4年1月13日(木)10時より】

1・2部通し: 正面 14,500円
1・2部通し: 脇正面・中正面 9,500円
1部: 正面 8,500円
1部: 脇正面・中正面 6,000円
2部: 正面 8,500円
2部: 脇正面・中正面 6,000円
学生席(26歳以下): 脇正面・後方 1,200円

第二部 金春流「恋重荷」18:10~

シテ:本田光洋
ツレ:山中一馬
ワキ:福王和幸
アイ:善竹十郎
笛:栗林祐輔
小鼓:観世新九郎
大鼓:國川純
太鼓:三島元太郎

<あらすじ>
庭の菊守り老人・山科の荘司が白河院の女御に恋をした。女御は、美しく作った荷を用意させ、これを担って庭を回れたら顔を見せようという約束を伝える。
老人は懸命に荷を持ち上げようとするが荷の中身は巌、謀られたと知って恨み死にする。怨霊となった老人だが、やがては恨みを消し、女御の守護神となっていった。

※私は地謡を勤めさせていただきます。

チケットは2令和4年1月13日(木)10時よりとなります。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

詳細はこちらから

関連記事

  1. 【2020年1月26日】金春会定期能

  2. 【2020年7月5日】第41回轍の会「野宮」「藤戸」

  3. 【2023年11月12日(日)】金春会定期能「井筒」

  4. 【2020年10月4日(日)】金春会定期能 

  5. 【2020年12月15日(火)】金春会定期能<振替公演>

  6. 【2022年3月13日(日)】金春会定期能

  7. 【2021年1月17日(日)】金春会定期能

  8. 【2023年10月17日(火)】第32回 青翔会(能楽研修発…

  9. 厳島夏汐能「船弁慶」2019年7月6日(土)厳島神社能舞台

  10. 第十回新春こうのす能・狂言公演『通小町』

  11. 【2022年9月10日(土)】国立能楽堂 普及公演「殺生石」…

  12. 【2018年5月4日(金・祝)】八十一世金春憲和金春流宗家継…

プロフィール

シテ方金春(こんぱる)流能楽師
政木 哲司(まさき てつじ)


シテ方金春(こんぱる)流能楽師
重要無形文化財総合指定保持者
公益社団法人 能楽協会東京支部会員
2018年より宮島観光大使 就任
2023年より北広島町観光大使就任

1973(昭和48)年 東京都出身。さいたま市在住。 故櫻間辰之及び山中一馬に師事。

2005(平成17)年、「熊坂」にて初シテ。以降2006(平成18)年「石橋」、2007(平成19)年「乱」2012(平成24年)年「道成寺」を披く(ひらく)。2011年より新春鴻巣能を企画・開催、主演(シテ)を努める。

2018年、宮島観光大使就任。
2019年、宮島 厳島神社にて夏汐能を開催し、「舟弁慶」を舞う。
2020年、重要無形文化財総合指定保持者の認定を受ける。

現在は都内の定期能などに出演するほか、都内、埼玉、広島、オンラインなどにおいてお稽古や講演活動など能の指導、普及に取り組む。


  1. 2024.06.07

    【2023年6月15日(土)】能楽の音 第十三章「能楽と…

  2. 2023.12.30

    【2月5日(月)から全5回】第十五回 体験能楽講座(鴻巣…

  3. 2023.12.27

    【2024年3月16日(土)】第十二回 こうのす能・狂言…

  4. 2023.10.05

    【2023年11月12日(日)】金春会定期能「井筒」

  5. 2023.09.09

    【2023年11月2日(木)】令和5年度 尾間木地区文化…