【2021年10月17日(日)】
第六回 大聖院で能を楽しむ会を開催しました
2021年10月17日(日)は、宮島にある大聖院 観音堂にて六回目となる『能を楽しむ講座』を開催させていただきました。
宮島では途中、厳島神社奉納「夏汐能」をはさんでの7年目の催しとなします。
今年も天候を案じましたが、先の予報を覆し、晴れ間の見える日となりました。
また、緊急事態宣言が明けたこともあり、今年は80名近くの方にご参加いただくことが出来ました。
誠にありがとうございました。
(開催場所である大聖院 観音堂は障子等を空け、十分な換気の元で開催いたしましたが、一昨年までのような雰囲気が戻りつつあるように感じました)
ピンクリボンキャンペーン
まずは、NPO法人女性NPOセンター未来理事長であり、ブレストケア・ピンクリボンキャンペーン in 広島の実行委員長でもある井上佐智子さまよりご挨拶を。
続いて、ピンクリボンキャンペーンにちなみ、オカリーナ 中原 千里さんのプチ演奏を。
続く能楽講座
続く能楽講座では、コロナ以降、舞台で主に地謡が着用している覆面でご挨拶させていただきました。
(古くは神事などの際に、神様に自分の息がかからないようにこういった覆面を着けていたそうです)
その後、能の演目の一つである『翁』の一説を。
今回の題材は『敦盛』。
例年であれば、ご参加者さまに能装束を体験いただいたり、皆さまと一緒に謡の一説を謡うのですが、昨年に引き続き、今回は能や演目のお話、舞、謡いを中心とさせていただきました。
続いて、『田村』『鵺』を。
演目の解説だけでなく、扇の違いなども合わせてお話させていただきました。
能とオカリーナのコラボレーション
能とオカリーナによるコラボでは、能楽の囃子方の笛(能管)の音の運びをオカリーナで演奏いただき、『敦盛』を舞わせていただきました。
そして、オカリナによる『花は咲く』に乗せた一曲を。たくさんのご感想をいただきありがとうございます。
今年も新型コロナウイルス感染症対策の中での開催でしたが、足を運んでくださった皆様に深くお礼申し上げます。
また、今回も関係各所、スタッフさん方のご協力により無事に会を終えることが出来ました。ありがとうございました。
来年も同じ頃に開催できたらと考えております。
当方では能の公演・講座などもご相談に応じます。
ステージがない場所、これまでにそういった企画をしたことない場合でもご相談くださいましたら企画・ご提案させていただきます。(オンラインでの講座も承ります。)
お気軽にご相談くださいませ。