第9回 新春こうのす能狂言公演が終了いたしました
昨日、第9回新春こうのす能狂言公演が終了いたしました。
緊急事態宣言が発令された中での開催となりましたが、会場のクレア鴻巣関係者、スタッフ、共演者の皆様の力を頂きまして無事舞台を終える事ができました。ご来場いただきました皆様、また今回はやむなくお越しになれなかった皆様にも深く感謝申し上げます。
舞台の延期が相次ぎ、人前でシテを舞うのは昨年正月の「こうのす能」以来、実に1年ぶりの事となりました。普段の舞台は緊張と反省の連続なのですが、今回に限っては少し違った思いになりました。
来年は第10回目
早い話ですが、来年で「こうのす能」も第10 回目。ひとつの節目になりますが、それにふさわしい特別な演目ができたら良いなと思っています。
安心して舞台に足を運べる様、一日も早い事態の収束をお祈りいたします。
金春流 能楽師 政木哲司